長野市「てるてる坊」奥さんとのふたりランチ

弁当

店名 てるてる坊
場所 長野県長野市屋島2276 [地図はこちら]
電話 026-213-4696
ジャンル 食堂、弁当
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「柚子胡椒エビピラフ」360円

記憶力がよい、昔のことは忘れないというものがいる

私もそのうちのひとりだが、すべてというわけではない。大概は学生時代だったり仕事のことだったり日常生活の外だったりする。その後の人生を決定づけた教師のひと言とか、あの現場ではどのようなことが起こったかなどは、鮮明に覚えていたりする。しかし、母親がなにを作って食べさせてくれていたか、とか兄弟とどのような会話をしていたかなど日常のことはスッカラカンと忘れ果てている。

それは

ある程度仕方のないことでもあって、当時と現在では生活そのものがまったく違ってしまっている。年齢や立場、生活環境も違えば母親や兄弟との接し方も違う。だいたいオレは結婚して世帯をもち子どもまでいるのだ。確実に快適になっているから余計と記憶に残っていない。奥さんどーもありがとう。

現在直面しているのは

子どものいない生活だ。一昨年、息子が一人暮らしを始めたため、夫婦ふたり暮らしの1年があったが、昨年は娘が都合で戻ってきたためにまた3人暮らしに。そしてこの4月からふたり暮らしに突入と相なった。まことにめでたいが、ふたり生活を一から再構築せねばならぬ。まぁぼつぼつやっていこう。

そして

先だって私の休みの日。およそ一年ぶりのふたりきりランチとなった、昼食を用意しておこうか。といっても私はロクでもないものしか作れないので、お弁当を買いに春の街へと繰り出していく。

「てるてる坊」

屋島にある惣菜・お弁当の店。おおおお!食べログではデリカテッセンとなっている。なにやら高級スーパーみたいだと、久しぶりの店内をうろちょろしてしまう。ここの唐揚げと酢豚が美味いんだよな。いろいろ惣菜を買っていこうかと考えているところによさげなものが目に入る。おおおおこれにしちゃえ。

「惣菜セット」350円

奥様用に購入。5箇所に仕切られたプラスチックのトレイ。惣菜と冠しながら真ん中にご飯がある不思議、まぁよいだろう。
四隅のひとつめはてるてる坊名物 酢豚と筑前煮

ふたつめはシュウマイ、とりの照り焼き、オムレツ

みっつめは白身魚のフライ

よっつめは漬け物とポテトサラダ

どれもがご家庭で調理されたフツーの味わい。とはいえパートのおばちゃんたちがご家庭のまま調理しているのだから当たり前であろう。少しずつではあるが、とても豪華なお弁当だ。

「柚子胡椒エビピラフ」360円

まずどどどーーーッ、ピンクに染められた表面が確認される。なんだこれ?よくよく確認するとチャーハンの上に干した桜エビが大量に積載されている。こういう個性的なフォルムは大好きだから即購入。

単純といえばこれ以上のものはないだろう。ピラフといいながらここにあるのは玉子と醤油のチャーハン。その上に桜エビとレモンが添えられている。ご飯ものにレモンとの相性はとてもよろしい。

パリパリとした桜エビの食感とふわふわチャーハンとともに訪れるピリ辛、ではなくけっこう辛い。なんだこれ?と確認すると、ああそうか柚子胡椒風味か。風味どころではないレベルの味つけだがこれもまたよし。レモンでさわやか風味をプラスして。つけあわせのカキフライはタルタルソースまでついている。ひじき煮はものすごくご家庭の味わいでよろしい。

まぁぼつぼつやっていきませんか

先は長いしこの先どうなるかわからないし、かといって大変わりもしないだろうから、ゆったりゆるゆる仲良く参りましょう。


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