松本市「キッチン南海 松本店」思い出のカツカレー

カレー

店名 キッチン南海 松本店
場所 長野県松本市中央4-7-20 [地図はこちら]
電話 0263-35-9715
ジャンル 洋食店
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「カツカレー」800円

50過ぎてから物忘れが激しくなり

自他ともに健忘症もしくはアルツハイマーが発症していると認めているのだが、本当に困っているのだよ。なにしろ昨夜なにを食べたか覚えていない。昨夜ならまだしも今朝の事柄を忘れ果てている。朝令暮改とは

“命令や政令などが頻繁に変更されて、一定しないこと。朝出した命令が夕方にはもう改められるという意”

どこぞの某総理大臣のように知見も方針もバックボーンもないからすべてがブレブレで口を開くたびに話が違ってしまうというくらいの意味だが、私の場合そんな高級なものではない。単に忘れちゃっているのだ。いったいどうしたらよいのだ。

年寄りは昔のことはしっかり覚えているという

亡くなった家内の伯母がそうだった。ほぼ寝たきりであたまもかなり斑ら状態であったはずだが、自分の生まれたころの長野の街並みはしっかり覚えていた。義父もしかり。かくいう私も同様だったりするから腹が立って仕方がない。

高校時代だから40年近く前のこと

学校は水道橋、しかも後楽園球場の目の前にあったからメシを食べる場所に事欠かなかった。しかも学生街だから安くて量が多くてという飲食店がヤマほどあった。有名なところで天ぷら、とんかつの両いもや、そしてキッチン南海。昨年2020年6月に閉店された総本店にはずいぶん通わせてもらったものだ。どれほど安かったかまでは覚えていないのだが、高校生がなにも考えずに入ることが出来たのだから大した額ではなかったろう。ご飯を大盛りにしようものなら、割り箸を縦に突っ込んで埋まるほどの量があったから凄まじかったなぁ。

「キッチン南海 松本店」

今から10年ほど前、松本市中央4丁目のカタクラモール(現 イオンモール)の傍らにひっそりあるこちらを見つけた時は狂喜したものだ。お訊ねしたところ、本店のご縁戚の方であるとのよし。なるほど。それ以来通い詰め、などという事はなくおよそ10年ぶりにお邪魔した。オーダーは、Theキッチン南海ともいえる存在だ。

「カツカレー」800円

このところカツ丼、カツカレーといえばデカ盛りあるいは巨大カツといったパターンが多かった。そういったレベルからすれば拍子抜けするほど大人しい風のあるカツカレーだ。

そもそもカツが小さすぎる。とはいえこちらが本来の姿、昭和時代のカツカレーはこんな感じであった。カレーはスパイシーでとろみの強いタイプ。福神漬けとらっきょうで甘味を加えていただく。神保町の本店もこんな感じだったか。ただ色はもっと黒かったと記憶するがどうであったろうか。

昭和風カツカレーはじつに美味かった

が、思い出してみれば昨夜は某所でカツカレー弁当をいただいたのだった。あ、今日の晩はバターチキンカレーだった。あ、あ、ああああああああ。やはり私はアルツハイマーなのかもしれない。


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