長野市「かくれ助屋」辛子高菜ご飯Forever

ラーメン

店名 かくれ助屋
場所 長野県長野市大字東和田934 [地図はこちら]
電話 026-244-5530
ジャンル ラーメン専門店
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「特選黒らうめん」1050円、「キャベツ」80円、「きくらげ」80円、「餃子(6個)」300円

長野県の草深い山中に住んではいるが

じつは東京都新宿区という大それた場所に生まれ育ち、31歳までかの地で過ごした関係上、自然なるものがほぼわからない。だって中学3年で初めて霜柱を見たくらいなのだ。レベルのあり様がわかってしまう。

だから農作業などほとんど見たことがないから

自宅近くの水田や畑の移り変わりが新鮮で面白くてならない。ほんの一時だが農作業をやっていた事もあるのだが、教えてくれる者もいない、見よう見まねですらない、なんちゃって畑仕事だから、上手くいくわけもなくすぐにやめてしまったが。とはいえ「なんちゃって畑仕事」であっても、少しは気づきがあるものなのだ。

 

野菜類ってアブラナ科の植物が多いのだ

キャベツの収穫後根をそのままにしておいたら、あるいは大根を植えてあるのを忘れてそのままにしておいたら両方から花が咲いた。それも見覚えのある菜の花だったから驚いた。きけば白菜も同様らしい。へええそうなんだ。アブラナといえば理科の時間アサガオの次に育てた菜種油を採るあの植物ではないか。それくらいなら知っているぞ。

食用植物の多くがなぜアブラナ科の植物なのか

という理由はわかるわけがないが、ものすごくポピュラーな存在だったのだ。そういえばわが長野県が誇る野沢菜漬けもアブラナ科だし、九州の高菜漬けも同様。と、むりやり高菜漬けに話を持っていく。

辛子高菜なる

めちゃくちゃな存在が豚骨ラーメンの相棒となったのは、あの独特なスープをうまく中和させるため、と聞いた事があるがどんなものであろうか。具体的な理由や発祥はわからないが、たまに無性にあれを食したくなる。という事で訪れたのはこちら

「かくれ助屋」

中野、白馬、こちらと助屋グループは現在三店舗のようだ。長野駅前店とか以前はもう少しあったような気がするのだが、あまりたくさんあっても客が目移りするばかりだからちょうどよい数なのかもしれない。

「特選黒らうめん」1050円 「キャベツ」80円 「きくらげ」80円

特選とは全のせ、そこにキャベツときくらげをトッピングするのだから丼上はすんげー事態となる。でもこれが楽しいのだ。海苔と味玉と漆黒のきくらげ、浅緑のキャベツに埋め尽くされた表面は知らない人がみればラーメンとは思えないかもしれない。

そもそも麺やスープに行きつくまでが大変だ。きくらげなどかき分けると脇からどんどん崩れてくる。麺は固めでしつらえてもらったから、ややボソボソした感触だが、きくらげキャベツきくらげキャベツきくらげキャベツきくらげキャベツとなかなか麺と接することが出来ないのでちょうどよかったかもしれない。

表面がある程度まで片づいたら、お酢と辛子高菜を大量に投入して味変作業。細かくなり混沌とした状態に成り果てた具材どもをレンゲで掬い取りながらいただく。酸っぱくて辛くて酸っぱくて辛くてという味の連続にしびれながら。

「餃子(6個)」300円

そういえば助屋の餃子を食べことがない。いやあるのかもしれないが、そうであっても忘却のかなたにあるくらいだから初めてみたいなものだ。大きくもなく小さくもなく中程度のちょうど良いサイズの餃子は皮が厚く中身もぱんぱん、私の好みといえる。にんにくは少しだからマスクをしていれば気にならない程度か。

「辛子高菜ご飯」


もちろんメニューにあるわけもない。無料の白飯と卓上の辛子高菜を用いて自ら作ったメニューだ。いつも思うのだがこの辛子高菜が美味いのだ。辛子高菜とは高菜漬けに唐辛子を投入した、というニュアンスがあるが、これでは反対だ。唐辛子の中に高菜漬けをいれたいわば『高菜辛子』である。これを熱いご飯にどっさり載せて食べる。美味い美味すぎる。

これを食べていると

あっという間に食道から胃から腸までぽっぽか熱くなってくる。絶対に内臓によくないよなぁと思いながらやめられないとまらない。いつまでも若くはないのに。辛子高菜ご飯Forever。

 

 

 

 


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