長野市「遊菓里」知ってはいたけど知らないところ

スイーツ

店名 遊菓里

場所 長野県長野市川中島町原1373-1

電話 026-284-4100

ジャンル カフェ

バリアフリー

駐車場 あり

食べたもの 「パフェ」600

 

顔見知りでよくお行き合い

はするしお話もする。お世話にもなってはいるし、向こうは私をよく知っているが、私はどこの誰かまったくわからない。という方がたくさんいる。

わが家は商売をやっていたし

親戚多いし新宿区牛込柳町なる中心地にいたから集まりやすかったし。という事でとくに人の出入りが多い家庭であった。両親の兄弟すなわちおじちゃんおばちゃんやら従兄弟やらといったごく近い存在だけで20人を越す。その上両親の叔父叔母伯父伯母従兄弟従姉妹の友人まで行きかっていたからそれはもう大変なこと。

こちらは末っ子三男坊だから

チヤホヤされるだけの存在でみな可愛がってくれたのはよいが、関係性がよくわからない。ぼくはあなたの事を知ってはいるが、あなたはいったいどこのどなた様なのでございましょう?そんな方々は2030人はいるのではないか。

 

人間だけではなく場所や店舗もしかり

自動車でしょっちゅう行き交い、よく見知ってはいるし、接したこともない、入ったこともなく何年か経過してしまった。などという場所もたくさんある。今回はそんなお店だ。

 

「遊菓里」

18号線北原交差点、というよりも今井駅へ至る道との交差点から少し南下した右側にあるカフェ兼洋菓子店。ちょうどここは自動車の停滞しやすい場所でこちらも何年、いや長野に来た当時から知ってはいたが、ただの一度も訪れた事がない。この近在に住む友人も同様だったらしく、誘ってくれたのでお邪魔した次第だ。

 

そもそも駐車場はあるのか

と気になっていたが、すぐ傍に2台分ほどではあるがスペースが確保されている。店舗は南北に細長く2分割されていて、北側の洋菓子店、南側のカフェを挟んだ中心に厨房があるという構成だ。今回はカフェのみにお邪魔した。

内部は狭くはあるが

6人がけの大きなテーブル1脚にふたりがけ2脚ある。喫茶店としてはほどほどなサイズであろう。メニューを観るとざるそばかけそばなどという名前があるのでランチもとることも出来そうだ。

昼は済ませてきたのでデザートが目的だ。ケーキセットなどが魅力的だが、暑いからこれがよい。

 

「パフェ」600円

フルーツでもチョコレートでもない、単なる『パフェ』であるのが潔くてよい。小さめのパフェグラスにこんもりと盛り込まれた色とりどりの品々。バニラアイス に缶詰みかん、イチゴ、キウイにマスクメロン一切れ。マスクメロンは近年ずいぶん値が下がったが、これが加わると贅沢にみえる。

淡い褐色のコーンフレークとチョコレートソース。水色のコロコロはなにかと思えば、砂糖をまぶしたゼリーの塊。ああこれは子どものころによくあったアレだ。パリパリビニールに包まれたちゃちな駄菓子。これは懐かしい。

味わいはごく一般的なもの。バニラアイス にフルーツだから当たり前だが、なによりも彩りがよい。例のゼリーがとてつもなくよい仕事をしている。こちらのマスターの技量は高いとみた。次回はケーキを食べてみなければならぬ。

 

という事で

謎がひとつ判明した。知ってはいるが知らない存在はまだまだある。真相追求の手を緩めてはならないのだ。

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