長野市「西友 長野北店」ひとり特大ステーキ450g

洋食

店名 西友 長野北店
場所 長野県長野市檀田2-19-10
電話 026-263-8815
ジャンル スーパーマーケット
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「アメリカ産 牛肉肩ロース厚切りステーキ用 450g」1132円→818円

 

禍福は糾える縄の如し

とはよく言ったもので、悪いこともよいことも、双方が原因となって起こりうるもの。この世に起こることは幸不幸を縄のようにより合わさり、表裏一体のものであるから、いちいち一喜一憂するものではない。

相変わらず

家内不在の日が続いている。うるさいのが、などというと怒られてしまうから、家庭内オンブズマンである彼女がいないと幾分安気ではあるが、そのかわりやらねばならぬことがたくさんあるからとても閉口だ。炊事掃除洗濯がこれほど大変だとは思わなかった。

とはいえ

しばらく続けていればそれなりに慣れるもの、掃除はある手法で楽になったし、洗濯は2日に一度それもひとり分だからすぐに終わってしまう。あとは炊事だが、ご飯は家内が大量に炊いて冷凍してくれているし、惣菜も同様だから朝食はほぼチンだけで済んでしまう。

 

問題は夜だ

同じものを食べていればよい筈だが、それでは面白くないし、1日の活力が湧いてこないではないか。かといって外食は案外と飽きがくるものだ。そもそも昼は外食なのだから、お金だってそうは続かない。そこで思いついたのがスーパーマーケットで惣菜を買ってくること。

いや簡単なことではあるのだが

これがまた楽しくて仕方がない。20:00近くにいくと見切り扱いとなり、安くなった品が登場するのだ。500円のお弁当が200円、390円のチャーシューも200円とさまざまな安物があってよい。しばらくはまり込んでいたのがお刺身系。この間はカツオのたたき一柵498円が298円、アジの刺身が170円であった。じつに素晴らしいではないか。

 

「西友 長野北店」


という事でわが家近在のスーパーマーケットにやってきた。24時間営業で具合よし。本日の獲物を物色したが、お刺身のよいものがない。よいものとは鮮度ではなく食べたいものを指す。

イカもアジもかつおも食べちゃっからなぁ。ふと傍の精肉コーナーをみるとよきものがある。でもこれは調理が必要だから面倒だ。…がの迫力はなかなか捨てがたい。しばらくその場で考えたが、まぁいいやこれにしよう。

 

「アメリカ産 牛肉肩ロース厚切りステーキ用 450g」1132円→818円

刮目してみよ!このデカさこの厚みこの迫力を。3割引という価格設定が高いのか安いのかはわからないが、この存在感に惹かれて購入してしまった、さあ喰らうぞ。

 

といっても

どのように調理すればよいのだ。フライパンで焼くだけでよいのは理解しているが、少しは正式にやりたいではないか。こんな時に便利なYouTube。『ステーキ 焼き方』と検索すればいくらでも出てくる。ああネット社会マンセー!

 

青山だか銀座だかにある

ほどほどに有名なステーキ店のオーナーシェフのチャンネルを参考にさせもらったのだが、優しげな彼が気さくに語るのは

・肉は常温にもどせ
・下味は塩胡椒のみ
・加熱したフライパンにオリーブオイルを入れて中火で焼く
・表面裏面とも同じ時間焼く
・10分ほど焼いたらフライパンからおろしてアルミホイルで包み3分ほど寝かせる

 

簡単だからぜひやってみて!

と、彼はいうが本当に簡単なのか。まぁいいややってみよう。常温とは室内の温度と同程度との事だ。およそ1時間も放置すればよいらしいが、さわってどれほどの温度かがわからない。1時間そのままにしたからよいであろう。ちょうど岩塩があったからガリガリ削り、ブラックペッパーも多めにガリガリガリ。

フライパンを火にかけ多めにオリーブオイルを加え湯気が立ってきたくらいを見計らい中火にして肉を投入。

 

一般的に肉はひっくり返すなというが

そのシェフはこまめに返せという。そのかわり表裏同一時間にこだわれ。そうすれば裏面は加熱、表面は予熱が繰り返され一層肉が美味くなる。片面1分というので返そうとしたら、なんだこのトング長すぎて使いづらいなぁ、あ肉を落としてしまった!幸いフライパンの上だから良さそうなものだが、周りが油だらけになってしまった。シェフのマネなんかしなきゃよかった。

 

片面5回ずつくり返して計10分間

こんなものかな。シェフはさわってみて親指のつけ根くらいのかたさとなればよい、というからさわってみたらゔゎ!あっぢぃじゃないか!そーいえば竹串さして透明な液体が出てくればよし、というではないか、やってみよう。うーむ、よくわからないなぁ。まぁこんなもんでよいだろう。どうせ自分で食べるのだ。牛だから生でもよいし、仮に腹こわしても自分が苦しめばよい事だ。

皿にもりつけ
…いやドンと載せただけか。それにしてもデカい。長径22〜3センチ、短径17〜8センチ、厚さ2センチは余裕であるぞ。赤身のところを切ってみるとほんのり紅く、図らずもミディアムレアといったところか。なかなか柔らかいではないか。あ、アルミホイルで包んでという行程を忘れたが気にしない。うーむ筋が硬くてならぬ。筋の処理は出てこなかったが、それは前提なのであろう。塩気が足りないので岩塩ガリガリ、醤油をパラパラ。塩分過多はいけないのでレモン果汁を用いると味わいがよくなる。

すったもんだ

の調理のわりに食べてしまうのが早いこと。これは生まれもっての早食いだから仕方がない。禍福は糾える縄、良いことも悪いことも同じものなのだ。満足したからすべてよし

 

 

 

 


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