長野市「Shinano Art Cafe」風のテラスにて

スイーツ

店名 Shinano Art Cafe
場所 長野県長野市箱清水1-4-4 長野県立美術館 2F
電話 026-217-8846
ジャンル カフェ
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「ルバーブのタルト」380円、「グレープフルーツジュース」380円

 

長野県立美術館に行ってきた

お目当てはグランドオープン記念とされる
「森と水と生きる」
である。4月のオープン時に開催された「スーパークローン展」、あれはプレオープン扱いであったようだ。あんなすげーのが前座なのだから、本寸法の企画展はいったいどうなるのであろうか。

 

「森と水と生きる」


とは、日本アルプスを代表とする高山に抱かれ、豊かな森林と清流が織りなす長野県そのものをテーマとした展示会。「 森と水と生きる」をモチーフとした作品群、国内国外の作家、絵画・写真・彫刻・陶器など横断的に集めた、かなり攻めた内容だ。以下いくつか感想を述べる。

 

田淵行男「暮れゆく常念」写真、1973年

モノクロの大きな常念岳の深々とした色合い。真っ白な頂上から次第に色濃くなっていく山肌は生き物のようにもみえる

 

奥田元宋「新雪一ノ倉」油彩、1992年

先の作品と似たモチーフだが、こちらは紅葉の季節。深い深い橙色がなんともいえない輝きを放っている。

 

フェルディナント・ホドラー「木を伐る人」油彩、1910年

企画展のポスターになった作品。スイス中央銀行から統一紙幣のデザイン原画として製作されたのだとか。スイス国民の働く姿をモチーフにしたとされる。ひたむきさ、躍動感。おれはこんなに真面目に働けないよな。

 

畠山直哉「Blast #09419A」写真、2002年

岩山が爆破される瞬間を撮影したもの。実際に鉱山での爆砕作業の際、遠隔操作で撮影したものらしい。すごい威圧感、私はこの作品のある部屋で眠る事ができないなぁ。

 

村山槐多「尿する僧像」油彩、1915年

超有名作。おしっこをするお坊さんなんてよく思いつくよな。野放図とはこのことか、異様な迫力に満ちている。これは一昨年上田でみたな。長野県立美術館の所蔵品だったのか。

 

まだまだ作品はあり

ひとつひとつの感想を述べたいところだが長くなるので割愛する。というか大脳がぱんぱんに腫れあがったようだ。好奇心が刺激されすぎだ。中庭水辺テラスに、でたら中谷芙二子「霧の彫刻 #47610-Dynamic Earth Series Ⅰ-」が発動。

前が見えないほどの霧の中を面白がって動き回っていたら余計と疲れ果ててしまった。よしひと休みだ。

 

「Shinano Art Cafe」

美術館3階 屋上広場[風テラス]にあるカフェだ。本格的なレストランは他にもあるのだが、こちらは簡単にお茶や軽食を楽しむことができる。風テラスから一段下がったところにあるカウンターも居心地のよさそうだが、せっかく天気もよいのだ、外でいただこう。

 

「ルバーブのタルト」380円、「グレープフルーツジュース」380円

りんごのタルトを所望したが残念ながら売り切れ。残ったのはルバーブのタルト。まぁよいよい。ルバーブとは紅いほうれん草のようなあの野菜であろう。Wikipediaで調べたらルバーブは蓼科の植物でものすごく酸っぱいのだそうだ。

でもこれは軽い酸味に調整されていてよし。苦味の強いグレープフルーツジュースとほどよく調和する。

 

風のテラスからの眺めはなかなかよい

前回訪れたときはまだ外構工事が出来ていなかったので、完成形が見えてよかった。ただ、コンペ案のようにこのまま善光寺までペデストリアンデッキで連結されていればもっとよかったなぁ。

 

 

 


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