店名 ラーメンよし家
場所 長野県長野市南千歳1-8-12
電話 026-291-4311
ジャンル ラーメン屋
バリアフリー ◯
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
食べたもの 「デラックス」980円、「ギョーザ」480円
家内が戻ってきて
およそ1週間が経過した。家事その他雑務から解放されてじつにけっこうけっこう、そしてそのありがたみがわかる反面、うるさくてたま、…あーいやいや様々な事項へのご指摘が厳しく、生活管理が一層シビアなものとなり、面倒くさ…あーいやいやいや規律正しいものとなり、ますます清く正しく健康的な日を送ることができるようになった。
だからといって
家事全般を以前のように家内にすべて丸投げはしないようにした。片づけや掃除の一部は私が継続して請け負うようになった。本当にほんの一部、威張るほどの範囲ではないが。それに私には新兵器がついている。
新兵器とは
お掃除ロボットのこと。なんの気なしにメルカリを覗いていたら、7000円ほどの新品が出ていたので思わず買ってしまった。数日を経て到着したお掃除ロボットは中国製で型はやや古いが、起動させるとピッポッパと音がして隅々きれいにしてくれる。
話は変わるが
商売柄、新しいのから古いものまで様々な家を見る機会が多いのだが、傷んでいるいないは時間の経過ではなく人の手が入っているかいないかで決定づけられる。面白いもので、家とは人が住んでいるだけでそれなりに保たれるのだ。誰かがいれば多少の空気の入れ替えもあるし、清掃だってなされる。結果として家屋として残っていく。やはり使ってナンボ、整理してナンボなのだ。
家系ラーメン
とは変な呼称だと思う。知らない時は「ご家庭向き」の意味かと思っていたのだが
“1974年創業の「吉村家」(神奈川県横浜市)を源流とするラーメン店の店舗群、或いは「吉村家」に類似する濃厚な豚骨醤油ラーメンのジャンルを指す名称。元々は吉村家から暖簾分けおよび派生したラーメン店により広まったもので、屋号に「〜家」(~や)が多かったことから、家系(いえけい)という通称で呼ばれるようになった” Wikipedia
だから、という事らしい。ふぅんそうだったのか。まぁいいや、本日は駅前に行く用事が出来たから、長野市家系ラーメン代表格であるこちらでランチとしよう。
「ラーメンよし家」
こちらには5年ぶりくらいか。そもそも駅方面でのランチが激減したためだが。マスターはだいぶ歳をとった。スタッフさんが2人いるが、お母さんはやめちゃったのかな。あ、チケット制になっているなぁ。よし、久々だからスペシャルいってしまおう。
「デラックス」980円
薄青い丼に
派手々々しくトッピングされた具材たち。真っ先に目に入るのは扇のように配された5枚の板海苔。真っ黒で異様な風が漂うが、最高のアイキャッチといえる。丼中央には生キャベツの束。これをスープに沈め、熱により柔らかく甘くなっていく様を楽しみたい。傍らには味玉1/2。濃いオレンジ色をした黄身は半熟でとろりとした輝きで彩られている。
ネギ、ほうれん草といった
青ものも忘れてはならない。とくにほうれん草はさりげなくそこにあるが、とてつもない個性に満ちている。
三種の肉ども
バラ肉、ロースそして角煮という絶品の肉塊が丼に最大級の華を添えてくれている。
ご太いストレート麺は
細めのうどんといってもよいほどのレベル。豚骨醤油スープは濃厚ではあるが、じつにすっきりとした味わいで、これなら最後まで飲める!という感じだ。
「ギョーザ」480円
ここにきたらギョーザを注文しないわけにはいかない。厚くデカい皮にパンパンに詰め込まれたギョーザは半端ない重量感に満ちている。箸でしばらくもっていると手首が痛くなってくるほど。ニンニクの入っていないから満足出来ないかな?と思う方もいらっしゃるかもしれないが、その分ひき肉のボリュームがすごいので十分堪能できると思う。
わが家を徘徊する
お掃除ロボットだが、非常に真面目で文句ひとつ言わずにずーっと掃除機をかけ続けてくれる。おかげで楽して「家」らしい環境を整えてくれているのだが、正直なところあまりアタマがよろしくない。彼には絶対的好きなルートがあり、そこをきれいにしないと次にいけないのだ。おいおいおい、そっいじゃねーよ。と導き直しても気づけばいつものルートをガーガーやっている。バカなのか能力が低いのか、安いためか某国製だからなのか定かではないが、妙に人間くさくてそのままにしている。人間くさいのなら名前が必要であろう。一晩考えて「ロボ太」と名づけることとした。
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