店名 酔麺 此乃花
場所 長野県上田市浦野92-2
電話 不明
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「桃太郎ラーメン」980円
本日は
上田にてお仕事。いつも通り、現場やら役所やらをふらふら行ったり来たり。予想より簡単なこと、面倒なこと、複雑すぎてその場では判断つかないこと、難しいこと。それぞれが判明してくる様が面白くてならぬ。お客様から「面白いとはどーいうことか!」と指摘されそうだが、面白いものは面白い、だから35年もやっていられるのだ。もちろん、顔には出さないが
その後は
長野に帰るのみ。時間があるから一般道を走る。いつも思うのだが、上田〜長野間は高速道路を使って移動するべきかせざるべきか。そりゃぁお金があって時間がない、という場合はよいが、そうでもない、通常パターンであれば下道をぐるりと行った方がよいと思うのだが。などと、どうでも良いことを考えながら走っているとちょうどランチタイムにさしかかる
上田原をぬけ
市民球場方面へ曲がり国道18号線に出て長野へ。というのが取るべきルートなのであるが、ここは無視して直進。青木村方面へと向かう。こちらには新しいラーメン屋さんができたとらしいので、いそいそお邪魔する計画だ
「酔麺 此乃花」
こちらは以前、別所線 大学前駅近くにあったが、少し前にこの地へ移転されてきたのだとか。そういえば、何年か前に息子とともに訪れたことがある。あれは豪快なラーメンだったなぁ、という事は到着の30秒ほど前にわかった事だ。相変わらず間がぬけている
熊本ラーメン
の専門店だそうだが、いったいそれはなんだ?
熊本県熊本市を中心に作られる豚骨ラーメン。豚骨ラーメン発祥の地である福岡県久留米市から、熊本県玉名市を経て、熊本市とその周辺地域に伝播したラーメンである。玉名ラーメンや博多ラーメンに比べると太い麺を使い、また、スープに鶏ガラが加わるのが特色である
との事だがよくわからない。もちろん注文はこちらのフラッグシップメニューとなる
「桃太郎ラーメン」980円
熊本ラーメン云々を見る前にずいぶんと派手な丼だ。味玉、チャーシュー、角煮、その下には生キャベツなどがにぎやかに浮かんでいる。
味玉
昨今流行のとろとろ半熟ではなく、しっかりハードボイルドな仕上がりなのが、反対に好ましい。黄身をスープに溶かすと簡単な味変にもなるからじつに便利な存在だ
小ぶりではあるが
分厚なチャーシューが3枚。スープに沈めておくと脂がしっとりほぐれてきてくるのがよろしい。
角煮は
チャーシューと同じ素材であるはずだが、味つけとその構成がほんの少し違うだけでまったく別な世界が展開される
生キャベツ
豚骨ラーメンにおけるトッピングでもっとも好きなもの。さくさくした歯ごたえと、加熱が進むにつれ甘みがどんどんと増してくるのがよい。単品でよし、スープとともにでもよし、麺に絡めていただくのもじつによろしい
白濁したスープは
典型的な豚骨スープだが、あまり獣の匂いはせず、案外とあっさりした味わい。トロリとあるいはドローっとしたスープが多いが、こちらはさらさらでとりつきやすい。おおおお!卓上にはおろしニンニクがあるではないか!どうせ今日は午後打ち合わせなどないのだ。大量に投入させてもらおう
中太のストレート麺
はツルツルしこしこであり、やや硬めに仕立てられている。これがデフォルトのようだが、もともと硬めの方が好きなので文句はない。
平日昼間は
な、ななななんと!ご飯が一杯だけ無料というから、これ以上太っ腹なオーナーはいない。もちろん私も喜んで太い腹とならせていただく。白飯の上にチャーシュー、角煮をのせ白濁スープをびしょびしょとかけていく。ここに卓上の紅生姜や白ゴマをふれば簡単ラーメン雑炊の出来上がり。ニンニクも追加投入すると、極上の世界が現出する
至福のランチタイムは
終わりを遂げた。さぁ長野まで下道をゆらゆらと帰ろう。これはこれで幸せな道行きだ
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