店名 川端
場所 長野県長野市上千田307
電話 026-226-3746
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「アジフライランチ」900円
原村出身の漫画家
伊藤理佐に言わせると信州の言葉は“ほぼ標準語“であるという。たしかにその通りで、東北や九州といった極端な方言は「ズク」くらいなもので、あとはちょっとした言い回しが違う程度のことだ。もっとも、その“ちょっとした“違いが、ずいぶんな差になることもある。
先だって
東京の甥と同行している時に
「もう少し“前で“に立て」
「そこに“立たって“いると」
「このフタ“きさらない“」
などと、つい話しかけてしまい妙な顔をされてしまった。あぁオレの居場所は東京ではないのだ
信州言葉
というか言い回しで好きなのは“さかる“がある。栄える、からきているのだと思うが、人がたくさん集まる、繁盛しているというほどの意味だ。長野にもいくつか“さかった“定食屋がある。
どの店にも
共通しているのが下記3点である。
・客さばきがうまい
待たせたとしても待った気にさせない。不公平のないようしっかり見ている。
・注文を取るのも出すのも早い
着席したらすぐに注文を取りに来る。注文したら待たせずすぐにくる。
・間違えない
聞き間違い、出し間違いがほとんどない。
それでいて
客との会話やコミュニケーションがないという事もない。よい意味での緊張感に溢れているのだ。さかっているからこうなのか、こうだったからさかっているのか定かではないが、やはり良店はよいものだ。
「川端」
長野市有数の名定食屋さんである。今回はこちらでランチをいただいてきた。
ランチは定食もの5種、麺類2種用意されている。もつ焼き、さば、アジフライで悩むが最終的に選択したのはこちらである。
「アジフライランチ」850円
きれいなハート型に成形されたアジフライがふたつ。ふっくらさっくりと仕上がっている。
たっぷりタルタルソースは
心豊かな気にさせてくれる。レタス、千切りキャベツはぴんぴんと鮮度よく、トマトの紅は見目麗しの美しさだ。ミニ豚汁付き、と何気なくあるがとんでもない。これは十分“普通サイズ“といえる。
乙妻、こちらに富くどりを加えて
「長野市三大定食屋」とする向きはあるが、富くどりとはあまり縁がない。近々行ってみよう。
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