店名 TOMO Cafe & Osteria
場所 長野県上田市芳田1380-2 [地図はこちら]
電話 0268-71-6762
ジャンル カフェ
バリアフリー ◯
駐車場 あり
自慢するわけではないが
身体はデカい方である。身長は170㎝、体重は秘密に決まっているのだが、そこそこというところであろう。大したものではない。そんな事よりも私は出生時体重をカミングアウトした時の方が驚かれる。
4630g
どうだすごいだろう。威張れもしないし、誇ることも出来ないが話のネタにはなる。
母親は
「お前を産む前は座っているとお腹が床にくっついた」
とか兄2人からは
「お前はデカかったデカかったデカかった」
と言われ続けてきたものだ。
いちおうフォローしておくと、3人も産めば腹の皮も緩んでくるだろうし、兄2人は上が4300g、下が3800gと人の事を言えないよな。
そんな事はともかく、身体のパーツは肝っ玉は別として腹回りも含めてさほどデカくはない。足の丈は27㎝というところ。ただ、甲高ばんびろというやつで28.5㎝くらいでないと入らないから、私の足元はいつもパカパカしている。
手のひらだってさしたるものではない。サイズを測ったことこそないが、私より大きな者はいくらもいる。いつぞやアマチュアではあるが、あるサッカーチームのゴールキーパーと比べた事はあるが、まったくお話にならないほどであった。
「TOMO Cafe&Osteria」
上田市芳田は『よしだ』と読むが、『吉田』と間違われることが多いので『ほうでん』と称する事が多い。と、地元の方から聞いた事があるが本当であろうか。こちらは、ほぼ東御市との境といってよい住宅地にある。今年に入ってから店舗付住宅を再改装して始められたようだ。
リストランテ、オステリア、トラットリア
とは飲食店という事では共通するが、その格によって違いがあるとの事。リストランテは高級店、オステリアはカジュアルと訳される場合もあるが、名称というよりも『言い回し』に近いような気がするのだが。
気軽に食事を楽しむ事のできる店、というコンセプトなのであろう。元の間取りをうまく取り込んだ和のインテリアがすてきなこちらには、美味いローストビーフ丼があるときいてやってきたのだが、ランチメニューをみて気が変わってしまった。B型気まぐれオヤジにはよくある事だ。
「白身魚のフライ(ライス付)」1000円
メニューに
『手のひらより大きい白身魚(黒鯛)はボリューム満点!!数種類のスパイスをつけてフライします。』
などという魅力的な記載があったら間違いなく注文してしまうではないか!
ご飯を大盛りに、とお願いしたら前菜にパンがついて、それがおかわり自由という。おおお、気がきくではないか。
まずはサラダの登場。サニーレタスに紫玉ねぎがサラリとふりかけられた簡単なものだが、酸味のきいたドレッシングとニンジンのピクルス、菊の花が美しくあしらわれているのが心地よい。軽く下味のついた蒸し鶏はとても品がよい。
何より嬉しいのは小さな丸パンだ。ライ麦パンと説明されたが、手で持てないほど熱々に加熱されておりパリパリ、かつ香りがよくて美味い美味いとあっという間に食べてしまう。2種あるというので、おかわりはそちらを注文。チーズのフォカッチャはパンというよりもcakeといった感触で美味い。
そしてメイン
ロイヤルコペンハーゲンを想起させられるような蒼で縁取られた白い丸皿半分にご飯、そしてもう半分に白身魚のフライ。たしかにデカい。厚みこそないが、私の手のひらと同程度のサイズだ。おほう!箸で持ち上げられないほどホロホロの白身魚は様々なスパイスの下味がつけられていて、とくになにも添加せずとも充分美味い。とはいえ、備えつけのソースも試してみたいではないか。おろした玉ねぎとオリーブオイルをベースにしているらしく香り高く心地よい。ああ美味い美味い。そのほか、ピクルスもボイルされたジャガイモもよい。
手のひらサイズ白身魚フライ
じつに美味かった。味わいだけでなく店もスタッフさんもよいとなれば究極の満足といえよう。ああああ、これはローストビーフ丼も早く食べにこないとな。
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