店名 焼肉きんぐ 長野東和田店
場所 長野県長野市大字東和田字諏訪宮南沖800-1 [地図はこちら]
電話 026-239-6771
ジャンル 焼肉チェーン
予約 4名以下はEPARKにて
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「きんぐコース」3278円
終わりよければすべてよし
とは言うものの、最後にきてすべてがリセットされるわけもない。長い一年間、よい時も悪い時も、病める時も健やかなる時もあったわけで、みながみなお互いにお疲れさま、ありがとうございましたと労りあうのが筋であろう。
という事で
仕事納めである。本日をもって本年の業務は終了、さぁ帰ろうかとなるが今年はまともな忘年会もしていない。となればなんとなく締まらない気分なのが本音のところ。よし、せっかくだからと友人、知人に声かけて今年最後のディナーとしよう。面倒だから酒なしでね。という事で街へ出た。
肉食いてえ
いつも食べているから、何を今さらという事なのだが、身体がしっかりした肉を求めている。本当なら叙々苑クラスのよい肉といきたいところだが、そんな原資があるわけでも、スポンサーがいるわけであるわけがない。さぁどこでどんな肉にしようか思案していたら、あるものがよい店を教えてくれた。
「焼肉きんぐ 長野東和田店」
近年流行の『少しお高め食べ放題』の焼肉店。ひとり4000円近くになってしまうが、その分肉もよいしスタッフの対応もよい、という事でお邪魔したが、たしかに繁盛している。予約通りの時刻に到着したはずだがしばらく待たされる。まぁ仕方がないでしょう、換気もキチンとされているようだし。
待たされたのは10〜15分くらいであろうか、通されたのは入り口近くの人通りが激しいところであったが、スタッフの往来もあるのでなにかと具合のよい場所でもある。
「きんぐコース」3278円
コースはいくつかあるようだが、もっともデフォルトなコースを選択した。◯大名物というのを楽しめるという事だからご機嫌だ。注文も卓上のタブレット、しかも残り時間が表示されているのがわかりやすくてよい。
・牛タン塩
注文せずともまずはこれが登場する。塩ものが最初、というのは分かっている証拠なのでこれまたよろしい。新しいアミでサッと炙り、レモンにたっぷり浸けていただく。サクサクした歯ざわり舌ざわりが心地よくてたまらない。
・壺漬け一本ハラミ
小さな陶器製の壺の中には、とうもろこし、ピーマンとともに、30センチほどの長さにカットされたハラミ肉が鎮座している。ピリ辛のタレに漬けこまれている。これは素晴らしい。
ただ、これは一本のまま長く置くのではなく、丸めて蒸すように焼くのがコツである、と後で教わった。
・チーズ焼肉 豚トロ、やみつきハラミ
肉と同時にチーズを温め、絡めていただく。たったこれだけのものだが、チーズがとてつもなくよい仕事をする。
・すき焼きカルビ
薄くカットしたカルビ肉をサッと焼き、生玉子で頂く。まさしく、すき『焼き』であるが、これがまたなんとも言えずに美味い。というか、あるようでなかった食感と味わいである。これはやみつきになりそうだ。
・ガリバタ醤油 ドラゴンカルビ
・厚切り 上カルビ
ここで『焼肉ポリス』なるネームプレートを装着したスタッフが登場。焼き方を伝授してくれる。基本的に肉質がよいのであまり焼くな、動かすなという。ここの場合、大きな肉の片側は格子状に切り込みが入れてある(スリット加工というのだとか)ので、ここから味がしみこみやすく、こちら側から焼くことによって火の通りもよいという。しばらく動かさず、表面にほんのり汗をかいてきたような状態になったらひっくり返せ。そしてデカい肉は広げず丸めて蒸すように。おおおお、素晴らしい本当に美味いぜ。
用意されているのは肉だけではない。もちろんこれらを食べねば焼肉にならない。
・キムチ盛合せ
白菜、キュウリ、大根のキムチ。あまり辛くないのでバクバクいける。
・ナムル
ほうれん草、豆もやし、ぜんまい、大根なます。私はなますが大好きで、いつも大量に食べてしまう。ここのもほどよく甘くて美味い美味い美味い。
・ビビンバ
シンプルにナムルのせご飯なのだが、上記同様、もともと好きなのでいくらでも食べてしまえる。これはまんまる幸せだ。
・旨辛カルビスープ
これも好きで、どこへ行っても注文するスープだが、こちらの場合は1辛から5辛まで選択できるのがよい。もちろん調子に乗って5辛とするが、あまり辛くはない。出汁が効いていてとても美味いのだが、唐辛子粉が多くてやや閉口。3辛くらいがちょうどよいかも。
という事で
仕事納めディナーはふけゆく。みなさん今年もありがとうございました。来年もまたよろしくお願い申し上げます。
といっても食レポは続くので悪しからず。
コメント