長野市「極濃湯麺 フタツメ 青木島店」並ばずタンメン

ラーメン

店名 極濃湯麺 フタツメ青木島店
場所 長野県長野市青木島1-4-1 [地図はこちら]
電話 026-284-8888
ジャンル ラーメン屋
バリアフリー ◯
駐車場 あり

性根がわがままに出来ているためか

待ったり並んだりするのが嫌なのだ。というか、なにゆえに何時間もかけて映画観たりメシを喰わなきゃならんのだ。好きなものを時間をかけて体験する、あるいは待ってまで美味いものを食べるのが通のあり方なのだというを「立ち並び道」のような事を言い出すものがいたり、今日並ぶとよいお土産をくれるんだよという者がいたり。

なにをどのように体験しようと

その者の自由であるから、なんらの文句を言うつもりはないが理解するつもりもない。私は待たない並ばない。どうしても体験したい時は待たずに済む方法を選択する。あるいはその場は別の店へ赴く。いくら人気作とはいえ場末の劇場であれば空いているし、美味いものはそこだけにしかないわけではないのだ。

流行になど簡単には乗らないぜ

という事でもあるのだが、反面流行に乗れない性質でもあるのだ。いつもの変人・変態、あるいは変わり者の類が表出しているだけかもしれないが。あああますます世間が狭くなっていく。

「フタツメ 青木島店」

昨年9月にオープンしたラーメン屋さん、いやタンメン専門店で、群馬・新潟で展開されているチェーン店なのだそうだ。オープン直後から大人気で、国道に渋滞が出来るほどの盛況であった。

野菜好き

タンメン好き、あるいはなんでも大喰らいの私の好きなジャンルではあるのだが、あいにくな事に並んでまで食べようなどという殊勝な性格ではない。ランチタイムを外すか、あるいは行列がなくなるまで様子をみよう。という事で、年明けした本日ようやくお目通りが叶う事と相なった、まことに喜ばしい。到着は昼を少し過ぎたあたり。駐車場に空きがあり、表に行列もない。よし行こう。

行列がない

と見えたがじつは入口に三畳ほどの風除室があり私の前に2組4人ほどの人が待っている。やや密な状態ではあるが、マスク着用でペラペラおしゃべりしているわけではないのでよしとしよう。店内を見まわすと空席もちらほらある。ランチタイム後でややオペレートが追いついていない感じ。

そんな観察をしていたら

3分ほどで席に通される。これなら待ったうちにも並んだうちにも入らない。スチレンボードで仕切られたカウンター席はやや狭く感じるがなんとなく落ち着いてしまうのは私だけであろうか。さぁ初訪問、初注文はデフォルトメニューが原則だ。

「ギョウザセット」198円

ラーメンにギョウザは出会いもの、コンビネーション、セットとして扱うべき存在であると確信する。したがっていくら食べすぎであろうと、ラーメン屋にきてギョウザを注文しないヤツはモグリでしかない。

こちらは

『棒ギョウザ』なる特製品。春巻きのよつな見た目だ。フィリングたっぷりで通常の1.5倍くらいのサイズではないか。これが3個と小ライスからなるセットメニュー。スープ椀に盛られたご飯の量がほどよくて。

「濃厚タンメン 野菜増し」935円

傍らをみると『タンメンの食材』なる貼り紙がある。

フタツメの濃厚タンメンは自家製手揉み麺と厚生労働省が推奨する成人1日あたりの必要野菜摂取量350gより多い約450gの野菜を使用した濃厚かつヘルシーな1杯です

との事だ使われている食材としてキャベツ、もやし、玉ねぎ、豚肉、ニラ、にんじん、カマボコ、黒胡椒。ここにトッピングとしてしょうが、にんにくが挙げられている。野菜増しにするのもデフォルト注文ではあるが、この山はすごい。これは富士山か?と思わせられるようなスケールだ。通常の倍量というので900gあるのか。うひゃー。

ゆで野菜ではなく野菜炒め

となっているのも好ましくはあるのだが、まずはここから片づけないと麺に到達できないのは二郎系と同様だ。塩胡椒、醤油だけではなくおそらくオイスターソースが使われているのではないか。しっかりと下味のついた野菜炒めはとても美味い。これだけでご飯が3杯はイケてしまうボリュームだが、半面くちびる周りが油だらけになってしまう。テーブルにティッシュ、ナフキンの類がないので店員さんからもらうか、ハンカチを用意してからお邪魔した方がよいかもしれない。…という持参する習慣のない私からのアドバイスだ。

900gの野菜炒め

となればかなりなボリュームとなる。崩壊しないように少しずつ発掘していくわけだが、この作業が好きなのだ。面倒だが徐々に見えてくるスープ、そして麺に出会った時の歓喜たるか格別なものがある。極濃というのはスープの味つけであろう。とはいえさほどに感じないのはそもそもが品よく収まっているからであろう。麺は中太といったところか。二郎系にありそうなゴリゴリパサパサ感がないのでこれまたけっこうであった。

というわけで

人気店を並ばずに食べることが出来た。嬉しい美味しい。とはいえ今後とも方針は変えないので混んでるところはいくら誘われても行かないよ。


信州のラーメン2 写真集・フリー素材集 あらら?のランチ

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