長野市「ぶんぶん ネパール&インドカレーハウス」ネパールのカレー

カレー

店名 ぶんぶん ネパール&インドカレーハウス
場所 長野県長野市豊野町豊野1005 [地図はこちら]
電話 026-257-5870
ジャンル ネパール&インドカレー専門店
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 なし(近隣にあり)
食べたもの 「Bセット」1050円

方向音痴の人というのは見ていて楽しいものがある

などと言うと大変失礼なこととは分かっているが、つい先ほど歩いて来たばかりの方向がわからない。え?お前の真後ろじゃないか?などと言ってもハレヒラホレヒレ。まったくわけがわからない。一度重度の方向音痴おばさんに長野駅前で大泣きされた事がある。いくら酔っ払っていたとはいえ恥ずかしかったなァ。

私はといえば

まったく左様なことはなく、不自由なく動くことはできる。未知の場所を一度で覚えろと言われても無理だが、数回行き来すればだいたい把握する事はできる。大きな商業施設なども然り。階段とエスカレーターがここだから、こっちに向かえばたどり着けるだろうな。そんな事はなんの造作もない。

ところが

あにはからんや方向はなんとかなっても地理がだめなのだ。長野県の周囲なら分からなくもないが、青森県と岩手県と福島、秋田の位置関係が分からない。えぇっと大阪と京都、奈良はどのように並んでいるんだったや。九州なんかまるっきり分からないぞ。日本ですらわからないのだから外国などとんでもない。イギリスが島というのはわかるが、ドイツとフランスって並んでるんだよね。地中海の向こう側ってアフリカなんだよね。そんなものだ。

カレーが好きだからといって

知っているとは限らない。だいたい、今食べているカレーは明治期に輸入され、様々な変遷を経て現在の形式となったほぼ『和食』といってもよい存在だ。

インドの料理だよね

それくらいも知っている。ところがインドとひと口にいってもかなり広大な領域がある。場所が違えば人も文化も違うだろうから、カレーもずいぶん違うだろう。ああそういえばパキスタンなんて国は独立運動の果てにインドと分離しちゃったんだよね。あああ、ネパールなんて国もあった。あの辺もカレー文化の地域らしいよね。

で?

ネパールってどこにあるの?インドのごく近くにあるのはわかるが、どこにあるかなんて分かるわけがない。地図で確認したらインドの北側に位置し、中国とサンドイッチされるようにある国だった。へぇぇ、こんなところにあったのか。

「ぶんぶん ネパール&インドカレーハウス」

北しなの鉄道 豊野駅の真ん前に3月に出来たばかりのネパールカレー屋さん。両国併記されているが、切り盛りしているお兄ちゃんがネパールのご出身との事だ。笑顔で気さくに話しかけてくれるのでとても心地よい。言葉は流暢とは言えないいえが、これだけ話すことが出来れば十分だ。

辿々しく説明してくれたところによれば、セットメニューで、内容によって価格が変わるとのことだ。カレーとサラダ、デカいナンとドリンクが基本セットとなる。カレーは全部で11種あるとのことだ。

1.豆(ダル)カレー
2.ミックス野菜カレー
3.チキンカレー
4.キーマカレー
5.ココナッツチキン
6.マトンカレー
7.シーフードカレー
8.ほうれん草チキンカレー
9.海老カレー
10.バターチキンカレー
11.ポークカレー

「Bセット」1050円

カレーの甘い辛いはどちらが好きかというので、辛い方といったら3か6か10がよいという。んでは

6.マトンカレー
を選択。辛さ調節は『大辛』とした。最高レベルでないところが私の愛くるしさといえよう。ドリンクはマサラチャイとした。

銀色の大きな盆で登場するは、サラダ、マトンカレーにデカいデカいナン。ナンですか?ナンじゃこりゃ?というのは太古のギャグでしかないから言わない約束だが、ボケのひとつも言わねば気が済まぬほどのサイズだ。

カレーはスパイシーではあるが『大辛』というほどでもない。辛いけどガマンできないレベルではない。ネパールのカレーはインドよりもあっさりサラサラしている、と聞いたがこんな感じなのであろうか。マトンという割にクセもくさみもなく歯ごたえがしっかりした美味い肉という感じ。

焼きたてのナンはフカフカのほわほわ。かなり甘口に出来ているから、カレーを浸して食べるとちょうどよいかもしれない。それにしてもデカいなぁ。一度だけおかわりできると記載されているが、2枚食べられるヤツなんているのか?

という事で

豊穣のランチは終了。満足であった。相変わらずインドとネパールの位置関係はわからないが、まぁよいであろう。


信州のカレー 写真集・フリー素材集 あらら?のランチ

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