店名 エスニックカリー メーヤウ 桐店
場所 長野県松本市桐1-2-35 小松プラザ1F [地図はこちら]
電話 0263-33-6504
ジャンル カレー専門店
バリアフリー △
駐車場 あり
食べたもの 「9種のエスニックカリー食べ放題バイキング」1375円
嬉し楽しい松本ランチである
この地にはかつて住んでいたとはいえ、わずか1年ちょっとの期間だったから、土地勘などできるわけもないし、あっても20年から経過しているのですっかり忘れ果てている。だから松本の街が新鮮でならず、ついランチだ昼飯だといいながらあちらこちらをフラつくこととなる。
本当なら歩いて廻るのが正しいのだ
街角に何があるか、どのように街が出来ているかディテールが明確に理解出来るのだが、先述の通り仕事で来ているのだし、あくまでも寄り道に過ぎない。ぶらぶら歩きは休日にして、本日は松本城の周りをぐるぐると。桜の名所ではあるが今時分にひとがいるわけもなく閑散としている。さほど大きな城郭でもないしクルマであれば5分くらいで一周してしまう。開智学校へと廻りたいのだがそこはガマン、次回のお楽しみとしてさぁ昼メシだ。
昼食は
信大医学部の方面にて。土地勘は消え失せたがここだけはなぜか忘れない。学生街だけあって面白い店がたくさんあるのだが、本日はこちらとした。
「メーヤウ桐店」
安くて美味い本格的なカレーがなんと食べ放題という、学生街らしい老舗のカレー専門店。
お邪魔するのは7〜8年ぶり?いや10年ぶりくらいだろうか。大汗かきながら激辛のチキンカレーに喰らいつく息子の姿が忘れられない。もちろん今回いただくのも同じだ。
「9種のエスニックカリー食べ放題バイキング」1375円
9種、エスニック、食べ放題、バイキングどれをとっても魅力的すぎるワードではないか。もちろんすべて食べるぞ、堪能し尽くすぞ。とりあえず9種のカレーを紹介しよう。★は辛さの度合いを示すものだ。
1.【タイ】ドライカリー★
豚ひき肉をポロポロに仕立てたキーマカレー風というのか。これは白メシにパラリとのせて喰らうのが正統であろう。
2.【日本】ホワイトカレー★★
カレーというよりも薄味のシャバシャバのクリームシチューのような感じ。したがってあまり辛くはない。ニンジン、インゲン、玉ねぎたっぷりの優しい味わい。日本と冠されてはいるが、ここ以外で出会った事がないぞ。
3.【タイ】グリーンカリー★★
グリーンカレーとは本来的な意味での『カレー』ではなく、東南アジア一帯でみられる『汁かけ飯』をカレーと見立てているのだそうだ。それはともかくタケノコ、ブロッコリー入りのシャバシャバカレーが美味くてならない。
4.【タイ】レッドカリー★★★
大根、タケノコ、豚ひき肉のたっぷり入ったシャバシャバカレー。★★★だけあってけっこうからい。とはいえトロトロの大根が素晴らしすぎる。
5.【インド】ポークカリー★★
豚肉、ゆでたまごゴロゴロの豪快カレー。黒褐色のドロドロは味わい深くて美味い。これがもっとも気に入った。
6.【インド】チキンカリー(骨付き)★★★★★
骨付き鶏もも肉がゴロリと入ったカレーで色味といいフォルムといいもっとも美味そうに見えるのだが、9種の中で最強いや最恐最凶の存在といえる。辛い辛い、とんでもなく辛い。この容赦のなさは老舗ならではのものであろう。ああ10時間近く経過した現在でも口の中がヒリヒリしているようだ。
7.【タイ】パイナップルカリー
反対に9種の中でもっとも甘口、甘い甘いパイナップルがたくさんはいった優しいカレーだ。私は惣菜に果物甘いものが入るのが嫌いなのだが、これならよい、これがよい、これなら許す。
8.【ミャンマー】ミャンマーカリー★
鶏肉の優しいカレー。というか個性的すぎるカレーの連続だったので、あまり記憶がない。
9.【日本】ハッシュドビーフ
マッシュルーム、玉ねぎ、牛肉たっぷりのハヤシライス。当然辛くはなく純粋デミグラスな味わい。たぶんコーヒーであろう、苦味を効かしたニクい作りだ。
私は真面目な人間だ。
とことん真面目な人間だ。したがって9種すべてを食べ尽くさなければ気が済まない。メーヤウ流に平皿に薄く盛ったご飯の最初の1杯目は1〜5を、2杯めな6、7を、そして3杯めは8、9を美しく盛りつけ食べ尽くす。
美味い
どれもが美味いが食べすぎだ。カレーは好きだから文句はない。そして昨夕食と今朝食がカレーだったのを終盤で思い出したが、まぁよいではないか。美味いカレーなら幾度食べてもよいものなのだ。
コメント