御代田町「中華そば 大石家 佐久平店」噛みしめる

ラーメン

店名 中華そば 大石家 佐久平店
場所 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1847-1 [地図はこちら]
電話 0267-32-0350
ジャンル ラーメン屋
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの「チャーシュー麺 大盛」1300円

世の中いろいろな人がいる

いろいろな考えの人がいて、いろいろな趣味・好みをもつ人がいて。いろいろな経験をした人やいろいろな信念をもつ人がいる。いて当たり前なわけだし、それでこそ面白い。だから、オレと違うからだめ、ワタシと反対の考えだから嫌い、あなたはぼくと同じ事が出来ないからいらない。という思考ほどつまらないものはない。

とかいう総論的な話はともかく

世の中いろいろな人がいるからこそ面白い。われわれの棲む住宅業界のお客様は家を建てるにせよ、直すにせよあるモチベーションを持ってわれわれの基へやってくる。モチベーションと夢であったり、やむに止まれぬ事情や悩みだったりするわけで、場合によっては人生相談と化すことさえある。

よくあるのが科学文明への恐怖症を持つ方

なにやら大げさな風だが、とにかく人間の作り出したものを嫌悪する方がいる。ホルムアルデヒドをはじめとした化学物質に過敏に反応してしまう方もいるから、一概に悪い指摘とは言えないのだが、だからといって機械式の換気設備はだめ(ちなみに建築基準法で設置が義務づけられている)、断熱材からなにからすべて自然素材でなければだめ、高気密高断熱もだめという。そりゃ信念ではなく神経質なだけだよね?とツッコんでやりたくなる時もあった。

こういうケースは

お客様の性格という事もあるが、なんとなく分からなくもない部分もある。
「やはり自然が一番」「人間の作り出したものは信用ならない」
などと腹の底では思ってたりする。薬はカラダに優しい漢方じゃないと。なんて感じか。

私の中にも

自然に回帰したいという感情があるのか。ちょっと試してみようか。もちろん食べることからだけど。だからといってオーガニックだのマクロビオティックだの玄米食だのといったものはなんとなく避けたい。食べたことはないが、面倒くさそうではないか。

まずは噛むことから

とはよく言われることだ。現代はとくに噛まずともいられる柔らかいものを食べる傾向にある。したがって顎の筋力が落ちるところから身体のバランスが崩れていく。とは本当のことかどうかは分からない。とはいえ日常的に3回くらいしか噛むことのない私には試してみるべき事なのかもしれない。という事でいやでも噛まずにいられないものを食べに来た。

「中華そば 大石家 佐久平店」

この大石家は長野県にきて最初に覚えたラーメン屋さんかもしれない。なにしろ松本で住んでいた場所と会社の往復路沿いにあったので嫌でも目についてしまう。県内のあちらこちらにあるし。私の場合、こちらでいただくのはこれ一択となる。

「チャーシュー麺 大盛」1300円

昔風な支那そばよりもはるかに濃褐色なスープに細麺、太いメンマに大量の刻みネギ、愛らしいかまぼこ3枚に量塊ともいうべきチャーシューが6ヶも浮かんでいる。

通常チャーシューは『焼豚』といいながら煮込んで作る『煮豚』が多いが、こちらはちゃんと焼いてある。だから硬くはないが、しっかり噛みしめないとほぐれていかない。しかしがしゅがしゅと噛みしめれば噛みしめるほど旨味も脂も滲み出てくる。なんだかアゴが疲れてならない。美味いものの前では仕方がない事だ。幾度も幾度も噛みしめて美味さを堪能しつくしていく。

先に「身体に優しい漢方」

と書いたが、あれは一概に言えないことだとか。いくら漢方薬であっても強いものもあれば、副作用の激しいものもある。ステロイドもそうだと聞いた。何事も神経質にならない程度にほどよく参るのがよろしいようだ。


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