店名 きはちらくはち
場所 長野県松本市村井町西2-1-32 [地図はこちら]
電話 050-5595-7974
ジャンル 居酒屋
バリアフリー △ 入口に段差あり(靴を脱いでの入店、店内にも段差あり)
駐車場 あり
食べたもの 「本日のプレートランチ」1419円
前回
木製プレートに並んだご馳走どもを目にして驚いたところで終了した。では改めてもう一度メニューの確認作業を敢行することとしよう。
・本日のスープ(おかわりOK!)
・ランチサラダ
・信州プレミアム牛入りハンバーグ(80g)
・若鶏ももステーキ(60g)
・スペイン産白毛豚ステーキ(60g)
・しらす冷奴
・じっくりコトコト牛すじ煮込み
・自家製ローストビーフ
・パテ ド カンパーニュ
・カツオのカルパッチョ
・山いものいそべ揚げ
・お漬物 2種
・パリパリチーズスティック
・ちょこっとカレー
・炊きたてごはん(おかわりOK!)
スープ、サラダ、カレー、ごはんは別盛りだから全部で11種の惣菜がワンプレート化されている。これはすごい、ド迫力、いや衝撃的という表現が妥当な存在感だ。
「しらす冷奴」
木綿豆腐の上に釜揚げしらすをのせた品。しらすの乗り具合がすごい。ドサっと積載といった感じで冷奴よりもしらすを食べている感覚となる。塩加減もちょうどよし、ものによっては塩辛すぎるものもあるが、これはさほどではなく安心して食べることができる。
「じっくりコトコト牛すじ煮込み」
牛すじ、大根、ごぼうが入った醤油系統の正統派煮込みだ。大根は柔らかく味がしみしみ。ごぼうは適度に歯ごたえよく牛すじはコラーゲンたっぷりでとろとろ。そしてなによりあっさり味わいなのがよろしい。これもおかわりしたかった。
「自家製ローストビーフ」
ほんのりピンクの肌合いが美しい。これぞローストビーフという感じ、しっとり舌ざわりがよろしい。玉ねぎのソースもとても心地よい存在だ。
「パテ ド カンパーニュ」
パテとは肉や魚を刻みすりつぶしムース状にしたもの。カンパーニュとはフランスで『田舎風』を指すと聞いたがよくわからない。私は昔からこれが好きなのでとても嬉しかった。これはおそらく豚肉であろう。少しざらついた食感がよい。パンが欲しかったなぁ。
「カツオのカルパッチョ」
カツオの刺身にフレンチドレッシングで『カルパッチョ』というのかは定かではないが、これはこれでそれっぽくなってしまうから不思議なものだ。カツオのクセが中和されてちょうどいい塩梅となる。これで玉ねぎスライスでも入っているともっとよかったかも。
「山いものいそべ揚げ」
山いもの短冊切りを海苔で巻いて揚げたもの。海苔が少し入るだけで味わいが違うもの、サクサクの食感もよろしい。
「パリパリチーズスティック」
要するにチーズのみの揚げ春巻き。パリパリの皮とチーズのねっとり感、香りがよい。簡単シンプルなおつまみといったところだが、これがあるから安心できる、そんな存在感だ。揚げたてであればもっとよかったのにぃ。
「信州プレミアム牛入りハンバーグ(80g)」
「若鶏ももステーキ(60g)」
「スペイン産白毛豚ステーキ(60g)」
メインである肉類はすべて塩胡椒のみで調理されている。じつにシンプルな仕上げだが、であるからこそ牛、鶏、豚それぞれの味わいがはっきりするというものだ。ハンバーグはけっこうな粗挽き肉で肉汁たっぷりテーブルにしたたり落ちるほどだ。若鶏ももステーキは皮がたくさんでぷりっぷり。こういう鶏肉を食べるととても嬉しくなる。豚ステーキは豚肉の脂をしっかり楽しむことができる。脂身が甘いのだよ。じつに美味い。
「お漬物 2種」
ピンクと褐色の色彩から、最初はデザートと思っていた。ピンクはスイカ、細長い褐色はスティック状の大学イモに見えていたので、ピンクがカブ、褐色がごぼうの漬け物であると判明した瞬間の衝撃たるや。いや本当にびっくりした!わが老眼と思い込みに呆れ果て昼食が終わる。
たっぷりご馳走を堪能してしまった
余はとても満足である。こちらのご馳走の素晴らしいのは塩分が抑制されているところだ。すべてがちょっと足りないな、というくらいなのがよろしい。全部食べ終わったら喉が乾いてならない、などという事はよくあるが、こちらはさような心配はいらぬ。これぞ現代のご馳走といえる存在感であった。
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