店名 うなぎの宿 住吉
場所 長野県長野市箱清水2-19-31
電話 050-5890-9500
ジャンル うなぎ専門店
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「大串丼」2200円、「きも焼き」770円
息子が帰省している
およそ一年半ぶりだ。コロナ禍で学校から県外への移動を厳しく制限されているので、昨年のお盆から正月、GW、またお盆と帰っては来なくて、今回は運転免許証の書き換えがあるため意を決して帰ってきたというわけだ。そしてまた帰ってから2週間待機なのだという。ワクチン接種が終わっているから、どうでもよいではないか。そんな気がしなくもないが、それが学校の方針であり、世の中理不尽なことだらけなのだ。これはこれで仕方のない事だ。
私は
昨年末に一度彼のところへ訪れているのでさほどでもないが、家内はぴったり一年半ぶりなのでよほど嬉しいのであろう。甲斐甲斐しくお世話させていただいているようだ。今日はなにを食べたいのか、あれとそれとこれを持って帰って、向こうに行った晩の食事にまで気を使っている。母親とはよいものだ。
私は私で
仕事があるから日がな1日というわけにはいかないが、休みの本日はいよいよメインイベント。免許証の更新手続きがあるので、その送迎係を仰せつかった。免許センターの受付は1日2回、8:30と13:30だが早起きのわが家は当然8:30バージョンとなる。そして、どうせ県庁通りから丹波島橋まで大混雑となるのだ。7:00に家を出る。
川中島の免許センターに到着
運転していないから当然違反もないので、短い講習だけで済むのかと思いきや、1回目の更新はおよそ2時間の座学があるのだとか。いやまぁそんなものか。では行ってこいやと入り口のところで放り出し私は待機。それにしても以前は1人で行けないだのやり方が分からないとぐずぐずしていたものだが。やはり一人暮らしをさせてよかった。
YouTubeと読書による
車内での怠惰な時間を過ごして午前が終わりかけたところで息子が帰ってくる。木の椅子だったからケツが痛い痛いと言いながら。お疲れさん、昼は何を喰って帰ろうかと訊ねたら、なんでもよいという仰せなのでこちらとした。
「うなぎの宿 住吉」
一人暮らしのビンボー学生にはうなぎなど高くて食べられないだろう。いやもちろんオヤジだって松屋すき家吉野家以外はなかなか食べる機会がないのだが、たまにはよいだろう。
「きも焼き」770円
“1個増量中!”という貼り紙があったので、つい注文してしまった。こういうキッチュなところが住吉の面白いところだ。タレにまみれたきも焼きが5個登場する。プリッとした歯ごたえがよろしい。もう少し苦味というか、クセがある方がよいのだが、これはこれでよろしい。
「大串丼」2200円
うなぎのおよそ半分を使った丼。以前は1300円くらいで食べられたのだがなぁ。とはいえここいらのうなぎ屋では最安値だから文句を言ってはいけない。紅い塗りの丼にタレがけのご飯、そしてうなぎの蒲焼1枚というのはなかなか迫力のあるフォルムだ。蒸しなしの関西風だから、ところどころ焼魚といった風が残っているのがよい。ふんわり、というよりももっちりとした弾力なのが面白い。
お互い
おしゃべりだからいろいろペラペラ喋っていたが、内容は漠然としたものだ。学校のこと、日々の生活のこと、友人のこと、そしていよいよ来年に迫った就職のこと。父親としてはなにもいう事はないが、とにかく失礼のないように。分からなければ聞く。反復して理解する。そしてなによりも周囲から可愛がられるように。それくらいか。
これで
子どもがふたりとも手が離れるとなると、なかなか感慨深いものがある。あー楽々した、という感じになるのかな、と想豫していたが少し違うようだ。
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