場所 長野県長野市檀田2-30-22
電話 026-217-6781
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり
食べたもの 「日替わりランチ」950円
私のように
東京生まれのボンボンにとって長野県とは、すんげー寒いところである。と信じて疑わないままぬくぬくと育ってきた。真っ白な吹雪の中を黒い機関車がもうもうと煙をふかしながら、ゔぉーーーっと警笛を鳴らし走り去る。ううう、健さん!おれもあんたのように雪の似合う漢になりたいぜ!
とまぁそんなイメージ
をもっていたのだが、実際に移住してみると寒いし雪も降るが、想像していたよりものほほんとした気候でじつによろしい。もっとも亡くなった義父に言わせると、30年ほど前、諏訪湖近くに住んでいたときはマイナス23℃を経験した事があったそうだ。地球温暖化というのは本当にあるんだなぁ、と彼は嘆息していたものだ。
そんなのほほん長野も
冬が明けようとしている。今年は雪もまぁまぁ降ったが、それよりも寒く閉口であった。マイナス10℃まではいかないが、その近辺の気温が1週間も立て続くと本当にメゲてしまう。ああいやだいやだと言いながら日が過ぎて、ようやく陽気がゆるんできたようだ
そして本日はお休み
空は蒼く快晴なり。私のような引きこもりでも少しは外に出たくなる。そんな陽気となった。ころやちょうど昼どきだ。少し早めに家を出て、近在を回ってみる。さすが2月半ばであるから、花はまだ咲いてはいないが、若芽が少しずつ出てきているようだ。さぁ腹がへったぞ、昼メシはこちらとしよう
「沖縄ぬ食堂 琉球泉風」
稲田の大通りを東へ下り、檀田東交差点の角にある沖縄料理店。小さな小さな店舗で、以前は何度もテナントが変わっていたが、こちらに変わってようやく定着されたようで、もう10年以上になるのではないか。よかったよかった。自宅近くにある割に、今日で3度目なのは、駐車場が少なかったためでしかない。しかしながら駐車場が拡幅されたようでじつにめでたいめでたい。
沖縄テイスト満載のインテリア
に囲まれていると、彼の地を思い出しうきうきとしてくる。沖縄そば、そーき丼、タコライス、ゴーヤチャンプルなどあちららしい料理が用意されている。おおお!沖縄直送海ぶどうなんてものもあるではないか!しかしながら、欲張りな私はこちらとするのだった
「日替わりランチ」950円
な、なななんと!丼ものとそーきそばがセットとなっているではないかーーーーッ!具体的にいえばこうなる
・生姜五目あんかけ
青菜、ニンジン、豚肉などの炒め物にとろみをつけたものを熱々ご飯にトロリとかけたもの。生姜を効かせてあるのでスン!とした辛味がとてもさわやかなのだ。そういえば色彩も春っぽくてよいぞ
・そーきそばハーフ 黄金(くがに)スープ
そばといっても蕎麦粉はただの1ミリも使われていない、小麦粉とかん水によるごわっとした麺。というか中太の中華麺だよね、これは。昆布と鰹節によるビシッとした旨味のスープ。これは反則だよ美味すぎるよ。トッピングは切り昆布少々、玉子焼き、そしてデカいデカいそーき肉。これは柔らかく煮込まれているので見た目よりは遥かに食べやすい。素晴らしい
冬来りなば春遠からじ
星新一のショートショートのように3000年も冬が続いてしまうのであれば絶望でしかないが、そんな事はない。3〜4ヶ月もすれば元に戻るのだ。あと少しの辛抱だ、ああ春は嬉しい楽しい。春よこい春よこい
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