長野市「信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング」映画のあとのメンチカツ

定食

店名 信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング
場所 長野県長野市鶴賀権堂町2321-4 長野KS第2ビル 1F
電話 026-217-6220
ジャンル 酒食処
バリアフリー ◯
駐車場 なし
食べたもの 「ハンバーグ&メンチカツ定食」900円

 

火曜日は映画の日

と決めているわけではないが、休みの日に殊更洋向きがなければ、自然と足が向いてしまうのは映画マニアの性というもの。朝一番10:00ころから観初めればちょうど昼くらいに終わるし、昼食を済ませてから2本目を、というスケジュールがじつによい。

 

という事で本日もロキシーへ

明治時代に造られたという小屋はいつみても愛おしい。「相生座」のレタリング(などという言い方は今はしないかな)が歴史を感じさせてよい。本当に観たいのは午後から始まる2本目なので、1本目は到着した時間帯で決めるのはいつものこと。行き当たりばったりで決める作品というのもオツなものだ。

 

「アウシュビッツ・レポート」(2020 )

1944年アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所からユダヤ系スロバキア人の若者がふたり脱走する。ホロコーストの真実を伝えるために命がけの逃避行を描いた作品だ。目を覆わんばかりの惨状、居た堪れないほどの表現に圧倒される。当時の状況がもう少し描かれていると理解しやすいのに。ヒトラーのユダヤ人政策を無視(支持したのと同じ)したヨーロッパ社会という理解あってこそこのレポートが効いた、という事に繋がるのだが。ヨーロッパ人が製作した作品だから、常識としてもっているのだろうが。

 

終わったところで

11:40となっている。次回は12:40からだからぴったり1時間。さぁ何を食べようか。アーケードをひと通り回ったが、なにかピンとくるものがない。ないのではなく決められないだけか。優柔不断は治らない。結局中央通り側に戻ってこちらへ。

 

「信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング」

調べてみたら今回で4回目。すべてロキシーのあとにお邪魔している。ご飯、味噌汁、カレー、コーヒーがおかわり自由という大喰らいにはたまらないところという事情もあるので選択しやすいのだ。

マスターが親切にいろいろ教えてくださる。ご飯を好きなだけ盛り上げ、カレーをよそう。大根やワカメがたくさん入った味噌汁がよい。少し煮詰まり気味の味わいが好きなのだ。

 

「ハンバーグ&メンチカツ定食」900円


ハンバーグはともかくメンチカツを選択したのは、先だってTVで観た「オモウマイ店」のメンチカツを思い出したから。あんなすげーのが出てくるわけがない。レタス、キャベツの生野菜とゴボウの入ったポテトサラダを伴走として、ゴロッとしたハンバーグと半分に立ち割られたメンチカツ。ハンバーグは小さめに見えるが、圧縮されているのでかなりなボリューム。メンチカツはサックリして美味い。味噌汁とカレーライスをおかわりしてお腹いっぱいになる。

 

さぁ2本目に参るぞ

「リオの男」(1962年)

ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2、しかも代表作となれば観に来なければならないではないか。母親とともにTVで観た「ボルサリーノ」(1970)に魅せられて以来のジャン=ポール・ベルモンドファンなのだ。

 

デビューして間もないころの

ハツラツとしたベルモンドくんを観ているだけで心楽しくなってくる。ああそうか、彼はアクション俳優だったのだな。ご本人によるフルスタントはマジでカッコいい!…のではあるが、映画全体にながれるモッサリほのぼのした風がまたアンバランスでよいのだ。フランスB級映画然としたあり様が楽しくてならない。TVで何度も観たはずだがものの見事に覚えていない。やたら美味そうな機内食が出てくるところのみなんとなく記憶していたが、オレは昔から喰いしんぼうだったのだなぁ。

 

竣工直前のブラジリア

の風景が出てくるのもよい。おおおおお!オスカー・ニーマイヤー!ブラジリア都市軸の中心施設 国会議事堂がすんげーカッコいい!なんて作品外のことでなにを感動しているのだオレ。とはいえレトロ・近代建築ファン必見の作品でもある。

 

最後に

「信州・宮ちゃん酒食処 ブルーウイング」だが移転されるそうだ。はっきりとした場所をお訊ねするのを忘れてしまったが、ロキシーの近くになるらしい。そちらでもライブスペースを設けられるらしいから、今度こそ聴きに行ってみたい。

 

 


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