店名 麺屋 楽喜
場所 東京都杉並区上荻1-5-10
電話 不明
バリアフリー ◯
駐車場 なし
食べたもの 「マーラーつけ麺」900円、「太肉丼」380円
東京へ行ってきた
オミクロンの蔓延する街へなぜ、わざわざ参らねばならぬのかという事であるが、大切な息子がこの春より彼の地へ職に就くのだ。どこかへ棲み家を設けねばならぬ。赤ん坊ではないのだから、自分でテキトーにやれ。というのが本筋ではあるのだが、本人はTOKYOの地理に昏く、いかに遇したらよいかと途方にくれているとあらば、そこはそれ優しいお父さん。しようがねぇなと同行してきたというわけだ。
勤務先
というのが今ひとつつかみづらい職業ゆえに、家屋をどこに設定すればよいかが分からないから、前提としてどこにでも簡単に出られる場所で、生活の便がよく、なおかつ平均家賃が低く、私もある程度土地勘のある場所。としたらほぼ一箇所に収斂される。
杉並区
若いころ阿佐ヶ谷にある会社に勤務していたこともある、友人もたくさんいた(現在はいないだろうなぁ)し。昔から貧乏な若者たちが住むところというイメージがある場所でもあるから、妙に親近感のあるところなのだ。ここであればJRや丸の内線、西武線など都心部へのアクセスに事欠かない。他にもいろいろあるだろうが、面倒だからここでよし。早速不動産屋へ連絡していくつか見せてもらう事とする。
こういうご時世ですから
リモートでも大丈夫ですよという親切なお誘いを丁重にお断りして東京へ向かう。実見がすべて、というつもりはないがやはりディテールは直接ふれてみないことにはなんとも評価出来ないではないか。朝6:00に出発予定であったが、ものの見事に寝坊し泡食って飛び出したら東京着が約束の30分過ぎだったからまぁよいではないか。
不動産会社の女性スタッフに
3軒ほど見せてもらう。一番最初に訪れたのは家内がイチオシであった物件。部屋はそこそこ広いし収納はあるし安い。そんなところであったが窓を開け放つとすぐに隣家。それでも多少は日が入れば悪くはないと思ったが北向きとあらばどうにもならぬ。
2軒目は
私おすすめの物件。大きなロフト、いや大人が立てるくらいの天井高だから充分メゾネットタイプだった。隣家が近いのは先とあまり変わらぬが、明るくて風通しも使い勝手もよい。ここで決まりかな、と思っていたら次がもっともよい場所であった。
昭和30年代築だから
もっとも古い物件であったが、大家さんが几帳面な方らしくとてもきれいにされている上に広いし風呂便所は別。家賃も高い(といっても2000円くらいの違いだが)のだが、なにより周囲がゆったり出来ていて居心地がよいのだ。よしここで決定!契約書を作っておくれ。うん、時間がかかるからメシでも喰ってこい?了解致しました、んでは激減区荻窪でラーメンでも食べてこようか。
勧めてくれる方がいたので
「春木屋」で醤油ラーメンを食べようと向かったのだがあいにくの定休日。それは仕方がない、すでにラーメンアタマとなっているので、他のものをいただくという気にもならない。近くにあるラーメン屋は二郎系ラーメンか横浜家系ラーメン。どちらも好きだが、今はちょっと違う気がする。ふと傍をみるとつけ麺の専門店を見つけた。よしここちしちゃえ
「麺屋 楽喜」
[めんや らっきー]と読むらしいこの店は、後で調べたら今年1月にオープンしたばかりらしい。道理で新しいわけだ。思いつきで飛び込んだ店だから情報などあるわけもない。まぁつけ麺プラスメシものならなんでもいーやと注文したのがこちらだ。
「太肉丼」380円
太肉とはなんだ?おれのではないのは間違いないが、要するにご飯の上にデカい豚の角煮をひとつゴロリと乗せたものだ。傍らには高菜炒めと刻みネギが添えられた、スタンダードタイプの飯ものである。角煮うまし。もう少しタレがかかっているともっとよいのだが、これはあとでスープにいれてもよいだろう。
「マーラーつけ麺」900円
こちらは魚介節系スープのようだが、これは唐辛子と山椒を加え麻辣火鍋風にしたもののようだ。
激辛!とまではいかないが、一般的には充分シビレ辛い味わいであろう。太麺もよし、味玉も板海苔も安定感があってよろしい。通ってもよさげな店構えだが、長野からは通えないなぁ
昼食が終わって
不動産屋に戻ると書類一式が揃っている。こちらも専門ではないが理解は出来ているのでザッと聞くだけでOK。そんなことよりもここには「心理的瑕疵」はありませんか?
…いや、それはないと思いますが
クレームをつけられるのではないかと宅建主任者が一瞬身構えるのをみて、いやいやいやクレームではない。息子の部屋は出るんだよ、というのはよいブログネタになるから、むしろ率先して入りたいのです。といって大笑いしながら契約を終える。
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