長野市「むさしの森珈琲 長野若里店」病院前のふるふるパンケーキ

スイーツ

店名 むさしの森珈琲 長野若里店
場所 長野県長野市若里6-1-1
電話 026-229-7151
ジャンル カフェ
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「フォレストスペシャル」1650円

自慢になるかどうかはわからないが

生まれてからこれまで入院したことがない。厳密には出産してからしばらくは産院にいたはずなので、それを『入院』と言えなくもないが。いずれにせよ、ここまで不摂生しているに関わらず、これまで大きなケガや病気をした事がないのは僥倖というより他はない。家族や周囲のみなに感謝してもしきれない。先々週のことだが、家内が数日間入院していた。別になにがあるわけでもないが、ガサツオヤジの私と違い、女性にはいろいろあるものだから、数年おきにメンテナンス的に診てもらうのを常としていて、今回はちょっと泊まっていけや、という事になっただけだ。

身ひとつで動けるオトコどもとは違ってオンナどもは大変だ

あれ持ってこれ持ってなにをおいてきてどれを差し替えて。と支度するだけでも時間がかかるのに、大喰らいの私が料理をしないとくれば食べるものまで用意していかねばならない。昼はいつも通り外食だし、焼いたり暖めてたりくらいならできるから最低限のメニューではあるが、手間暇かけて冷蔵冷凍してもらっていってらっしゃい。

かくして20数年ぶりの独身生活が始まった。朝起きて冷凍ごはんをチンして、その場にある素材を焼くなり温めるなりして惣菜として朝食。昼間は出かけた先で済ませて、夜はまた焼くなり温めるなりで済ませる。そんな感じの数日間は気楽でそれなりに楽しいものだが、やはり日常的にあるものがないというのは、あまりよい気はしない。ありがたいものだなぁ。とはいえほんの数日のことだから、あっという間にすぎてしまう。朝退院か昼退院かというので、午後イチにしてもらい、ささやかな退院祝いランチとする。

「むさしの森珈琲 長野若里店」

長野日赤病院前のこちらがいつも混雑しているのは、ランチタイムを過ごす方も多いが、今回のわれわれのように退院祝いというものもかなりな数になるからではないか。立地的にもよい場所だし。そんな事はさておきランチとしよう。名物のパンケーキだけというのも今ひとつ。と思うのは私だけではないようで、ちょうどよいセットメニューが用意されていたのでそれを選択。

「フォレストスペシャル」1650円

メインプレート、パンケーキ、ドリンクつきという豪勢なメニュー。メインプレートは

・ふわっとオムライス モッツァレラチーズ添え
・チキンドリア トマトバジルソース
・ロコモコプレート 濃厚デミグラスソース

そして今回注文したのがこちら

「きのことベーコンの和風バター醤油パスタ」

いちいち説明のいらない、タイトルそのまんまのメニュー。そもそもパスタなどしばらく食べていなかったから、それだけで美味く感じるのに、たっぷりきのこ、大量ベーコンにどっさり大葉のさっぱりしたパスタは絶妙なほど美味い。バター醤油といいながら薄味であるのも好印象であった。

「リコッタパンケーキ」

名物リコッタチーズのパンケーキ。温かいのと冷たいのとを選択せよというので温かい方といったらメインを食べ終わる少し前にコールせよという。焼き上げに15分から20分かかるとのこと。手間がかかるのがファミレス風(ちなみにこちらはすかいらーくグループ)ではないが素晴らしいではないか。食後しばらくしてパンケーキが登場。これで2度目の出会いだがこのフォルムは何度接しても飽きがこない。単品注文ではないので、白い皿にひとつだけだが、生クリームの添えられた可憐な姿はとても可愛らしい。

ぷるぷるのふるふる
という表現が妥当な、固形感のないほぼ液体のパンケーキ。皿をゆするといつまでぷるぷるふるふるしている。これは焼くのに手間がかかるだろう。調理した方に最大のリスペクトを贈りつつ食に入る。
ナイフなと必要なし、フォークでそのまま掬いとるように口に運ぶ。ほんわりとした甘さとほんわりとしたチーズの香りが素晴らしい。備えつけのメイプルシロップをほんの少しだけ添加する。これごまたよい。パンケーキとシロップの個性の違う甘味の出会いがまた楽しいのだ。

そんなわけで退院祝いランチは終了

帰宅してあれやってないここを掃除していないと注意されること必定ではあるが、それが日常でもあるので文句はない。


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