長野市「九州情熱酒場 がばい寅次郎」がばい副菜の華麗なるランチ

定食

場所 長野県長野市上千歳町1352-3 スタープラザ1階
電話 026-237-1026
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 なし
食べたもの 「唐揚定食」780円

移住すると困るのは


食べ物と言葉というのが通り相場ではある。私もじつは東京から信州へ引越し(夜逃げ?都落ち?)してきたクチだが、まことに生憎なことに困ったことなど髪の毛ひと筋ほどもない。そもそも好き嫌いはないし、面白そうな食べ物があれば進んで口にしてしまう方だし。とはいえ信州に変わった食品はあまりない。昆虫食とスンキくらいなものか

言葉、あるいは方言でも


困ったことはないなぁ。だいたい信州の方言は「ほぼ標準語」(©️伊藤理佐)だし。『ズク』とか『なっちょ』などのニュアンスが曖昧なものはあるが、そもそも人間がつかうもの。なんとなく合わせていれば通じなくもない。みんなみんな生きているんだ友だちだから

身の回りの方言には


困らないが、地域が北あるいは南の遠方に行くとこれが一気に分からなくなる。祖母は秋田出身で、すなわち私のルーツは彼の地なのだが、そこに行くとまるっきりアッパラパァ。若い人ならまだしも、お年寄りとは言葉が通じない。やれやれ困った困った

ご縁のある地だから


多少は土地勘も人柄も分かるので、言葉が通じなくともなんとかなる。ところが行ったことのない地、とくに九州あたりのディープな会話はダメだろうな。よく佐賀の若者たちが運営しているYouTubeチャンネルを観るのだが、日常会話は問題なく理解できるが、地元民だけの飲み会風景で展開される方言はあっぷくちきりきアッパッパァ。この方たちは同じ日本人ですかい?

がばい


くらいなら分かるなぁ。佐賀の方言で「非常に」とか「とても」といった意味らしい。「佐賀のがばいばあちゃん」なんて本もあった。B&Bの洋七作だったよね。

「九州情熱酒場 がばい寅次郎」


権堂の外れ、というかここは上千歳町なんだね。その通り沿いにある居酒屋さん。何年も前にごんバルでお邪魔した事があるのだが忘れてしまった。最近はランチに力を入れていて、副菜たっぷりの、いや「がばい副菜」で有名らしい

「唐揚定食」780円


まぁなんてすごいのでしょうか。6種の副菜に漬物、味噌汁、ご飯というグレートな定食だ


・おからの煮付け
・ほうれん草のゴマ和え


・ポテトサラダ
・ひじき煮


・えのきだけの醤油煮

・明太玉子

ご飯がおかわり無料というので、これだけで3杯はイケそうだが、抑制中の身としては夢のまた夢だ。

鶏の唐揚げは


揚げたてカリカリ、中はジューシーでふわふわという「よく出来た唐揚げ」である。いろいろと調味料が選択できるのだが、初体験は「刻みわさびタルタルソース」とした。まったりマヨネーズに刻みワサビ。突如として鼻腔の奥底にスン!とくる辛さはすでに快感でしかない

 

まことにがばい

定食であった。美味かった満足であった。本来は日替わりを求めて伺ったのだが、残念なことに売り切れ。近いうちにまたお邪魔したい

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